GLOSSARY
ファクタリング用語集
ファクタリングを検討するときに知っておきたい用語を、20語まとめました。 2社間・3社間のちがい、手数料のしくみ、注意すべき取引まで、やさしく解説します。
基本の用語
- ファクタリングfactoring
- 売掛債権(入金前の請求書)をファクタリング会社に譲渡し、入金日より前に資金化する資金調達手段。融資ではなく債権の売買のため、原則として担保・保証人は不要で、負債にもなりません。
- 売掛金(売掛債権)うりかけきん
- 商品やサービスを提供したあと、まだ入金されていない代金を受け取る権利。ファクタリングで資金化できる対象です。
- 売掛先(取引先)うりかけさき
- 売掛金の支払い義務を負う相手。ファクタリングの審査では、利用者本人より売掛先の信用力が重視されます。
- ファクタリング会社
- 売掛債権を買い取り資金を提供する事業者。貸金業ではなく、債権の売買を行います。
契約形態
- 2社間ファクタリングにしゃかん
- 利用者とファクタリング会社の2者で契約する方式。売掛先への通知が不要で、知られずに早く資金化できますが、手数料は高め(8〜18%が目安)です。
- 3社間ファクタリングさんしゃかん
- 利用者・ファクタリング会社・売掛先の3者で行う方式。売掛先への通知と承諾が必要ですが、手数料は低め(1〜9%が目安)になります。
- 償還請求権(リコース/ノンリコース)しょうかんせいきゅうけん
- 売掛先が支払えなかった場合に、利用者が買い戻す義務を負うかどうか。義務のない「ノンリコース」が一般的で、未回収リスクはファクタリング会社が負います。
- 債権譲渡登記さいけんじょうととうき
- 債権を譲り受けたことを第三者に法的に主張できるよう登記する手続き。2社間で求められることがありますが、「登記不要」で利用できる会社もあります。
- 債権譲渡通知・承諾
- 売掛先に債権を譲渡したことを知らせ、同意を得ること。3社間ファクタリングで必要になります。
手数料・審査
- 手数料
- 債権の額面から差し引かれる費用。契約形態・売掛先の信用力・金額・継続利用の有無などで変動します。複数社の相見積りで比較するのが有効です。
- 掛け目かけめ
- 買い取り対象の債権に対して、実際に資金化される割合のこと。
- 審査
- 主に売掛先(支払元)の信用力や請求書の確実性を確認します。利用者自身に赤字や税金の滞納があっても利用できる場合があります。
- 即日入金(入金スピード)
- 申込みから入金までの早さ。オンライン完結型では、書類が揃い条件が合えば最短数時間〜当日に入金される例もあります。
債権・サービスの種類
- 注文書(発注書)ファクタリング
- 請求書を発行する前の、注文書・発注書の段階で資金化する方式。
- 将来債権ファクタリング
- 継続的な取引で将来発生が見込まれる売掛金を対象に資金化する方式。
- 診療報酬・介護報酬ファクタリング
- 医療機関・介護事業者が、国保連などからの報酬債権を早期資金化する方式。入金まで約2ヶ月かかるため利用されます。
- でんさい(電子記録債権)
- 電子的に記録・譲渡できる債権。割引によって早期資金化が可能です。
- RBF(レベニュー・ベースド・ファイナンス)
- 将来の売上(レベニュー)をもとに資金提供を受け、売上に応じて返済する手法。売掛債権を売買するファクタリングとは仕組みが異なります。
注意したい用語
- 給与ファクタリング
- 個人の給与(賃金債権)を対象とするとうたう取引。実質的な貸付として違法・ヤミ金の可能性が高く、利用は避けてください。
- 二重譲渡にじゅうじょうと
- 同じ債権を複数の相手に譲渡する行為。詐欺にあたる重大な違反です。